彼女と義母と義妹と僕 その19

涼真が家を出た後にリビングに降りてきた裕子に

「おはよう・・」芽衣に声を掛ける

「おはよう・・朝ご飯食べたよ」「うん」

裕子はそのままキッチンに立ち弁当を用意しだす

「芽衣・・涼真さんにも持って行ってくれる?」

「うん!いいよ・・」

答えた芽衣はそのまま二階に上がる。

自分の部屋に入り、制服を着る

「ふぅ・・・さて・・行こうかな」鞄をとり部屋を出る

リビングに入ると弁当が二つ用意されていた

「じゃあ、持っていくね・・行ってきます」

芽衣が二つの弁当を鞄に入れ足早にリビングに向かう

「行ってらっしゃい・・」裕子の声を遠くに聞きながら家を出た

「さて、急がなきゃ・・・」

裕子も慌ただしく朝食を済ませ、片付けると寝室に戻り着替える

「今日は帰ってくる・・」呟きながら軽く化粧をして家を出る

車に乗ると煙草に火をつけて車を出す

煙草をふかしながら車を走らせる。「晩御飯は何にしようかな?」

そんな事を考えながら15分程走らせると病院に着いた

駐車場に車を入れ、夜間入り口から入り更衣室に入ると

「おはよう、山口さん」「おはようございます婦長」

婦長の百合は既に着替え始めていた

百合は着替え終わると「先に行くわね」そう言って更衣室を出た

裕子も慌てて更衣室を後にする

「おはようございます」夜勤の担当看護師たちとあいさつをし、引き継ぎを終わった後

百合は周りを見回し、「夜勤の方はお疲れ様でした、さぁ、今日も一日頑張りましょ!!」

「はい!!お願いします」裕子他、日勤看護師が一斉に返事をして

それぞれの仕事を始めた「あ、山口さん、今日は森住先生の外来おねがいね」

「はい、婦長。では・・」答えて裕子はそのまま、外来受付へ向かう

既に待合室は数名の患者が待っている

見渡しながら、「今日も忙しいかな・・」

呟き、受付に「外科はこれかな?」「はい・・」カルテを見ながら・・

「じゃあ・・時間になったらお願いします」

そう言うと診察室へ向かった

診察室にはいるPCの画面を確認しながら、準備する

「おはようございます」後ろからの声に振り返りながら

「おはようございます森住先生」

「今日はよろしくお願いします」「はい!!」

そう言うと浩平は椅子にすわりPCを確認していく

「ふう・・」ため息をつき、後ろを振り返ると裕子が診察器具の準備をしていた

「山口さん・・何かいいことありました?」浩平の声に

「えぇ・・あ・・今日は主人が帰ってくるんで・・」「あぁ・・そうか・・よかったね」

「はい・・三か月ぶりくらいなんで・・」「じゃあ・・今日はお楽しみだな・・・」

「それ!セクハラ!!」「あ・・ごめん・・」二人が明るく笑いながらが

準備をする裕子のお尻を見ながら浩平は

相変わらず・・いい身体してる・・内心で呟く

「さて、始めるか・・」カルテを見ながら浩平のつぶやきに

「呼びますね・・・」裕子は応えると診察室をでた




新大阪に着いた明はそのまま乗り換え会社に向かう

「相変わらず混んでるな・・でも東京よりましかな・・・」

呟きながら電車に揺られていく・・

駅に着くとそのまま改札を出て会社に入る

「おはようございます・・」

店内で挨拶をし、少し顔ぶれが変わったかなと見回しながら

会議室に入り席について「PCをセットしていく

「おはよう・・・」「おはようございます・・小川さん」「わざわざすまんな・・山口さん」

「いえ・・9時半でしたか?」「ああ・・まだ、時間あるし、たばこでも吸ってきなさい」

「ありがとうございます。これ、きょうの資料です」小川の言葉に資料を渡し

明は会議室をでて、一つ下の喫煙ルームに降り煙草に火を付けながら

スマホを確認する。ラインでそっと朝の尚子の画像を再び見ながら「ふ・・」とニヤけてみる

「さて・・行くかな・・・」




それぞれの日常がはじまっていった

コメント

非公開コメント