彼女と義母と義妹と僕 その169

駅に降りた明と尚子は改札を出ると一息ついた

「着きましたね・・部長・・」

「ああ・・さあ・・何か買って帰ろう・・」

「はい・・」

そう言うと尚子は

「あ・・部長・・先に帰っていて下さいあたし、適当に買いますから」

尚子の言葉に明は

「え?でも・・」

戸惑う様子の明を見ながら尚子は

「お疲れでしょう?大丈夫ですよ・・」

その言葉に明はすまなさそうに尚子を見る

「そう・・か・・じゃあ・・あ・・お弁当でいいからね・・作るものを買わなくていいよ」

明の言葉に尚子は

「はい・・じゃあ・・」

そう言うと尚子は駅前のスーパーに向かっていった

その姿を見送り、明も歩き出す

「ふぅ・・・」

ため息をつきながら、ゆっくり歩き家に向かう。

15分ほど歩くとマンションが見えてきた

「着いた・・」

呟き、中に入るとエレベーターのボタンを押した

エレベーターに入り上に上がる

「暑いな・・・」

シャツのボタンを緩めながらエレベーターの上を見る

自分の階に停まるとそのままエレベーターを出て部屋に向かった

自分の部屋の鍵を開けて部屋に入ると、電気をつけて中に入る

「うわ・・」

部屋の中のムッとした空気に顔をしかめ慌ててエアコンのボタンを押す

シャツとズボンを脱ぐとそのまま浴室に向かう

「お風呂洗っておくか・・」

そう言うとスポンジを取って浴槽を洗い出した

洗剤をつけたスポンジで丁寧に洗うとシャワーで流す

「ふぅ・・・今日はゆっくり入りたいかな」

浴槽に栓をしてお湯を出し、それを眺めていた

「部長?・・お風呂洗ったの?」

後ろからした声に明が振り返ると尚子が覗き込んでいた

「ああ・・帰ったのか・・お疲れ様・・洗っておいたよ・・」

明の言葉に尚子は

「休んでいてくれたよかったのに・・でも・・ありがとうございます」

「気しなくていいよ・・」

「あ・・お弁当買ってきましたよ・・」

浴室から出てくる明に尚子は嬉しそうに言った

「そう・・ありがとう」

浴室から出て手を洗いながら明は答える

「ふふ・・部長・・用意しておきますね」

言いながら尚子がリビングへ向かう

「ああ・・」

手を拭きながら浴槽を覗き、お湯が溜まっていくのを見つめる

ある程度溜まった段階でお湯を止めると

明も洗面所を出てリビングに向かった

「ふぅう・・・お湯・・ためておいたよ・・」

机にお弁当とビールを用意している尚子に声を掛ける

「あ・・はい・・先に入ります?」

「そうだな・・先に入ってしまうか?」

「そうですね・・じゃあ・・部長・・先に入って下さい」

言いながら尚子は

「じゃあ‥あたしは着替えてきますね」

「ああ・・」

そう言うと尚子は寝室に向かった

それを見て明は浴室に向かう

そのままパンツを脱いで浴室に入った

再びお湯を出しながら体を洗い始めた

頭と体を洗うとゆっくりと湯船に体を沈める

顔を洗いながら天井を眺めているとカチャと音と共に

全裸の尚子が入って来た

「うふふ・・来ちゃった」

やや恥ずかしそうに言う尚子に

「じゃあ・・交代だな・・」

立ちあがろうとする明を尚子は

「あ・・いいですよ・・・もう少し入っていて下さい」

制止する尚子の言葉に明はそのまま湯船につかる

「ゆっくり入って疲れを抜かないとね・・」

言いながらシャワーを浴びる尚子を明は見つめる

髪を洗い、体を洗うのをじっと見つめる明の視線に

「どうしたの?」

怪訝な表情で尚子が聞いてきた

「いや・・女性が体を洗う姿っていいもんだな・・って」

「やだ・・はずかしい・・」

そう言うと尚子は恥ずかしそうに股を閉じて乳房を隠すようにした

「はは・・」

シャワーを出して石鹸を流すと尚子は

「はい・・もう・・おしまいよ」

椅子から立ちあがる

「ああ・・」

明は湯船から立ち上がる

「え?一緒に入らないの?」

尚子の問いに明は

「さすがにのぼせそうだよ・・」

笑いながら言うとバスダブから出る

「先に上がっているから・・・」

その言葉を残して明は浴室を出た

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